FC2ブログ
目次

ユニバーサルダンス・プラクティスの報告



初級者向けエクササイズ
 
~手の機能のお話~


さて、まずはコンナ質問から・・・

人の手の機能って、ナニでしょう?
(本来備わっている役割・働き)


「えーと、
モノをつかんだり、握ったりすること?」


ピンポーン。
そうだね。
チョイ難しい言い方をすれば
把持(はじ)=モノをしっかり持つこと
または、
把握(はあく)機能というんだ。
コレって、
人の手が本来もっている原始的な機能なのね。
ホラ、
新生児の手のひらに刺激を加えると “握ってくる”でしょ?
アレ、正常な発達過程で見られる原始反射なんだそう。
他には?

「ウ~ン、
いっぱいありすぎて、どうまとめていいのやら。
顔を洗ったり、お料理したり、
スイッチを押したり・・」


そうだね、いっぱいあるね。
でも、ソノ筋の(解剖学的)観点では、

手の機能は2つに大別されるんだ。

ソノ一つがさっき出て来た把持(はじ)機能
さて、
もう一つは、ナニだと思う?

「え~!? 
そんな難しいこと、分かんない」


難しくないんだけどね、
答えを聞くと、
「なるほど~」って思うよ、きっと。
そうだ、ダンスではどう?

手はナニをしている?

「相手に触れている、
ってことは、接触・・・
でも、触れることは、本来備わった働きなのかな?
そういえば、
小さな子どもは、ナニにでも触れたがる、
アレも本能の成せるものなら、
触れることも機能ナノかな?
アイやぁ、分かんなくなって来ちゃった」


OK、
良い線に行ってるよ。
こんな風に考えてみて。
なぜ、小さな子どもは、
ナニにでも触れたがるのかな?


「触れたモノが、
どんな感じかな?ってことを知るため・・・
あ、わかった!
手のもう一つの機能は、

モノに触れてそれから情報を得ること」


正解!
実は、手のもう一つの機能は、

「識別知覚および知覚の伝達」なんだ。

少し難しい言い方だけど、意味はだいたい、分かるでしょ?
要は、触れたものが、どんなかな?を感じとり、
識別(しきべつ=見分ける)して、
それら情報を大脳に伝達することなんだよ。

「へぇ~、面白いな」

そうね。
ヒトがサルから進化できたのも、
直立して「手」が使えるようになったから
と言われているよ。
つまり、
手から入って来たたくさんの情報によって、大脳が活性化して、
“頭が良くなった”わけね。

そういえば
指先ってすごく敏感なんだって。
指腹部(指先の腹の部分)は、
「第2の目」とも言われているんだよ。
例えば、ガラスの表面の傷なんて
1ミリの1000分の1
の高さの違いを判別できるんだそう。
で、この触覚は訓練されるとさらに洗練されていくそうだよ。

と、ココで言いたいのは、
社交ダンサーであるワタシたちの手、についてなんだ。

手、本来の機能

① 把持・把握機能 

② 識別知覚・知覚の伝達


このうち、ダンサーにとってどっちが大事か?
と問えば、もうお分かりね?

答えは、②

なぜなら、
触れた相手から情報を得ることが必要だからだ。
(触れて、ハイ、終わり・・・は①の機能だ)
で、ビギナーの間から、②の訓練をし、
洗練していくということが、
さらにメッチャ大事なことなんだよ、
と、伝えたいんだな。

「相手が今、どんな様子なのか?」

を、触れた手から感じ取り、
ソノ情報を大脳に届け、
そんでもって、

リード&フォローに結びつけて行く必要があるからだ。

「アノォ、
手の識別知覚・知覚の伝達レベルをアップさせる訓練って
どんなことをするのですか?」


そうそう、そう来なくっちゃ!
訓練の大半は、

“手のチカラを抜く”ことに関連したものになるだろう。

手に無駄なリキミがあれば、
識別知覚・知覚の伝達レベルがぐぐっと落ちてしまうからだ。

そして、
手の力が抜けているかどうかの目安が、

「手の重み」なのだ。

ユニ・プラ参加者が、
徹底訓練を受ける内容は、どうもこの辺りにアルようで・・・


     つづく第28話へ



お知らせ

初心者/初級者向けイベント

ユニバーサルダンス・プラクティスのご案内です!!

次回の開催は、
2010/ 5/08(土)20:00~22:00受付終了
2010/ 5/20(木)20:00~22:00
2010/ 5/28(金)20:00~22:00

詳しくは、

ココをクリックしてください。






Secret

TrackBackURL
→http://universaldance2.blog122.fc2.com/tb.php/31-64599127